時間を掛けて水出しコーヒーを淹れる

coffee

こんにちは。
コーヒーには様々な抽出方法があります。同じ豆でも抽出方法が変われば味が変わります。ローストの度合や豆の産地によって適した抽出法は異なりますし、個人のテイストの好みに合わせて抽出方法を変えることも出来ます。

今日はいくつかある抽出方法の中から水出しコーヒーについて書きたいと思います。

コーヒーは淹れる水の温度によって味が変わります。
コーヒーは、甘みや苦み、酸味など異なる風味が複雑に絡み合ってその豆が持つテイストが作られます。「コーヒーを淹れる」ということは、コーヒーの香りや味の成分を水(お湯)に溶かして取り出すということです。これらの風味には、それぞれ抽出されやすい温度があります。同じ豆でも、淹れるお湯の温度の違いによってコーヒーの味が変わるのは、抽出される成分が異なるためです。高温では、苦みの成分が出易くなります。低温の水で淹れる水出しコーヒーは、苦みの成分は抽出されにくいので、すっきりとしたまろやかな味になる傾向があります。しかし温度が低いと全領域で味の成分が溶けにくくなるので、当然お湯と同じ時間で抽出すれば味が薄くなってしまいます。従って水出しコーヒーではコーヒー豆と水が接する時間を長くする必要があります。

水出しには2種類の方法があります。
水出しには、大きく分けて2つの抽出方法があります。ひとつはお茶パックなどに挽いた豆を入れて長時間浸す方法です。これは以前、「コールドブリューの作り方」で紹介しています。

爽やか!フルーツ・コールドブリューで広がるアイスコーヒーの楽しみ方 | 家カフェ・Nagomi (cafenagomi.com)

そしてもうひとつは点滴のように水を少しずつ垂らすことで水とコーヒー豆の接する時間を長くする方法です。水出しコーヒーを売りにしている喫茶店で、大きな砂時計のようなガラス製の抽出器が置いてあるのを見たことはありませんか?さすがにあれほど大きい機材を家庭に置くことは難しいですけど。

今回はこの滴下による水出しを家庭で楽しめるコーヒーサーバーを紹介します。

家庭で水出しコーヒーが楽しめるスタイリッシュなサーバー
耐熱ガラス食器メーカーiwakiのウォータードリップコーヒーサーバー KT8644-CL1です。

ウォータードリップコーヒーサーバー(440ml): コーヒー・ティー┃【公式】iwaki Webショップ (igc.co.jp)

早速このサーバーを使ってコーヒーを淹れてみました。喫茶店にある水出しコーヒー器と同じ原理のものを家庭用にしたイメージです。グッドデザイン賞を受賞しているだけになかなかスタイリッシュです。

この製品は、フレスコのようなポット、コーヒー豆を入れるフィルター、水タンク、水タンクとポットの蓋で構成されています。

今回豆はアイスコーヒー向きのカルディのイタリアンローストブレンドを使用しました。深煎りでちょっと脂(あぶら)が浮いた感じ。

 

豆は若干粗挽きにしています。(取り扱い説明書にはコーヒー4杯分、約40gでの作り方が記載されていますが、今回は2杯分の分量で作っています)

まず、挽いた豆をフィルターにセットします。滴下した水が全体に行き渡るように、水を3回ぐらいに分けて入れ、マドラー・スプーンなどで混ぜて全体に湿らせます。

次に水タンクをセットします。コーヒー2杯分の水200mlを入れます。水タンクの下に開いている小さな穴から水滴が落ちます。1秒に1滴ぐらいの絶妙なペースです。(水が少なくなると滴下スピードが遅くなります。)

タンクから1滴水が落ちるとそれに押し出されるようにフィルターからコーヒーが1滴落ちてきます。

4杯分のコーヒーが約2時間で抽出できます。今回は2杯分ですので半分くらいの時間で抽出完了です。

お味は?
苦みが無く、すっきりとまろやかな味に仕上がっています。比較のためにお湯を使ってハンドドリップで淹れたものと飲み比べてみました。ハンドドリップで淹れた方が苦みや酸味も含めた多層感のある味になっています。どちらが良いか、というより個人の好みです。
水出しコーヒーは氷を入れてアイスコーヒーにするか、温めてホットにして飲むのが普通だと思いますが、「常温で飲む」というのはいかがでしょうか?この飲み方が、一番水出しコーヒーらしいテイストがキープされて美味しいかもしれません。

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