偶然を幸福に変えるには

Life

こんにちは。
三寒四温という言葉どおり、寒い日と暖かい日が行ったり来たり。
花粉も飛び始めたようで、つい体調を崩しがちです。皆さんご自愛ください。
さて、今日は、「偶然」と「幸運」について書いてみたいと思います。
まず、実際に僕が経験したエピソードを三つご紹介します。


① 少し前ですが、小田原にいる友人のところに遊びに行こうとした時のこと。乗っていた電車が事故でストップし、途中の駅で降ろされることになりました。仕方なくタクシーで行くことにしたのですが、タクシー乗り場は既に行列が出来ていました。しばらく待って僕の順番になりました。僕は小田原まで行く人がいたら運賃をシェアできるだろうと思い、「小田原まで行く方はご一緒しませんか」と後ろに並んでいた人たちに声を掛けました。すると一組の家族が一緒に乗りたいと言ってくれました。そのご家族は小田原からさらに熱海に行きフェリーに乗って初島に渡るとのことで、船の出発まで時間が無く、助かったとえらく感謝されました。小田原に着いて、タクシー代を払う時に、自分たちの方が人数が多いし、船にも間に合ったので、全額払うと言ってくれました。僕は申し訳ないのでシェアしようと提案したのですが、結局全額払ってくれることになりました。おかげで、電車で小田原に行くより安く済みました。
② 二つ目はつい最近の話。僕がブログにアップしていたマフィンのレシピをもとに、マフィンを作った高校の友人が、そのことをフェイスブックにのせました。その投稿にちょこっと僕のニックネームが書かれていたのですが、連絡が途絶えていた大学時代の友人がそれを見て「これってもしかして〇〇君!」というコメントを寄せ、それを見た僕がフェイスブックの友達申請をして再びつながることが出来ました。そもそもなぜこのふたりが友達なのかが不思議だったので聞いてみたところ、二人は共通の知人の紹介で知り合いになったということでした。二人ともそれぞれ僕のことは知っていますが、それが話題にはなることは無く、今回のことで共通の友人として僕の存在が浮上したわけです。ちなみに僕は、小学生の時に付けられたニックネームをずっと使い続け、いまだに使っているため、あらゆる時代の友人が共通言語として認識できる状態が出来上がっています。このニックネームが今回の出来事のキーかもしれません。
③ 最後にほんの数日前の話。池袋にある大きな本屋さんに行ったときのことです。入口で僕の名前を呼ぶ声がします。そこには会社の同僚Aさんがいました。彼は長年海外駐在をしていて、ちょうど一時帰国しているところでした。驚いた僕は、こんなところで何をしているのかと尋ねたところ、人と待ち合わせをしているという話でした。昨年の秋、既に定年退職された方で僕も昔お世話になった大先輩が病気で亡くなったのですが、Aさんはその亡くなった先輩のご家族と連絡が取れたのでこれから仏前にお参りに行くとのことでした。急なことで厚かましいとは思ったのですが、僕もお願いして一緒に連れて行ってもらうことにしました。おかげでお世話になった先輩の仏前にお線香をあげることが出来ました。

さて、この三つのエピソードを読んで、皆さんはどう感じられましたか?
「偶然って面白いね」「ラッキーだったね」という声が聞こえてきそうです。
そう。その通りなんです。
これらのエピソードに共通するのは全て「たまたま」起きた出来事だということです。しかし、よろしければもう一度この三つのエピソードを読み直してみて下さい。そこにはもう一つ共通点があることに気付かれると思います。それはこれらの偶然の出来事に対して僕が何らかの働きかけをしている、ということです。①のエピソードでは、タクシーをシェアしませんかと声を掛けること、②では友達申請を出すこと、③では自分もお参りに連れて行って欲しいとお願いすることです。これらの働きかけによって次の新たな展開が起き、幸せな結果につながっています。
運も実力のうち」という言葉がありますが、それはその人の運の良し悪しとか、運命みたいなものがその人を味方しているということではなく、自分に廻って来た偶然の出来事を自分の幸福に結び付けられる能動的なアクションを起こせるかどうか、ということではないかと最近考えるようになりました。それが実力における「」ということなのだと思うのです。
僕は、これまでの人類の歴史を見た中で、この平和な時代に、平和な日本に生きていること自体がすごく運が良いことだと思っています。この幸運は決して僕の実力でも何でもなく、それこそ「たまたま」与えられたものです。でもこの偶然をどう活かしていくか、この先もずっとこのラッキーな状況を残していけるのかは、今生きている僕たちの実力に掛かっているかもしれません。それは決して難しいことではなく、日常の些細なことの積み重ねでも良いのかも、と思います。

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