今年一年を振り返って思うこと

Life

こんにちは。
もうすぐ2020年も終わろうとしています。
皆さんにとって今年はどんな一年でしたか?
あまりいい思い出が無い、いや、思い出自体が無いという人も結構いらっしゃるかもしれませんね。
おそらくこの先何十年に渡り、2020年が特別な一年として記憶されることは間違いないと思いますし、遠い未来に、世界を大きく変える分岐点になった年だったと振り返る日が来るかもしれません。

さて、今日は僕がこの一年を通して最も強く感じたことについて書きたいと思います。ちょっと真面目な話です。
それは「未来の社会があるべき姿はこうなんじゃないか」というイメージが、色々なレベルで提示された一年だったということです。
一部の有識者の発言や、エンターテインメントの世界の話だけではなく、経済界や国を挙げてその「あるべき姿像」を作り出そうとしている、という印象を強く受けました。
キーワードはデジタルグリーン。デジタルにはテレワークをはじめとする働き方の変革と、巨大プラットフォーマーに代表されるようなあらゆるシステムのデジタル化の促進があり、グリーンには化石燃料に頼らないクリーンなエネルギーやリサイクル素材のようなものが含まれます。(誤解のないように言っておくと、このデジタルとグリーンが良いとか悪いとかの話をしたいのではありません。)
その流れを加速させたのはもちろん新型コロナウィルスの流行です。一向に進まなかったテレワークは一気に導入されましたし、大量の燃料を使う飛行機に乗って現地に行かなくても世界は繋がることが証明されました。「あ、実はこんな世界もあったんだ」と膝カックンされたような気分とでも言うか……。

今の50代、60代の方は共感して頂けると思いますが、僕たちが子供の頃は、公害が大きな社会問題となっていました。ヘドロで汚れ悪臭が漂う川には、死んだ魚が白い腹を見せて浮かんでいましたし、空からは工場の煙突から出た煤煙が雪のように降ってきたりしていました。
子供だった僕は毎日が不安で不安で仕方ありませんでした。おそらく自分たちはこんな汚れた世界の中で酷い病気になって滅亡するのだと思っていました。(それに輪をかけるように「ノストラダムスの大予言」が大流行し、自分は1999年には30歳で死ぬと本気で信じていました。)
そんな僕が子供の頃に想い描いていた21世紀は、車が空を飛び、人々は銀色のモジモジくんのような服を着て腕に着けた時計のようなもので遠くの人と話をする、というものでした。夢のまた夢、きっと来ることが無いとどこかであきらめていた未来像です。もちろん、現在もそんな社会は到来していません。未だにガソリンスタンドでレギュラー満タン燃料補給していますし、よれよれのリーバイスの501を愛用しています。
21世紀になって早20年、僕が最新の科学事情に疎いことを差し引いても、それほど20世紀と変わらない日常に生きていたわけです。でもこの一年で一気に未来が近づいた気がします。これは、肌感に近い実感として思うことです。子供の頃にイメージしていた未来がもしかしたら本当に来るのではないか、という期待感かもしれません。

先日、「STAND BY ME2 ドラえもん」を観たのですが、その中で描かれているのはクリーンでデジタル制御された世界でした。
夢物語ではなく、本当に何十年か後に来るかもしれない「美しい世界」の実現に向けて世界経済が動き出そうとしている気がします。もしかしたらそれは、全ての情報が管理され、本当の意味での自由など無い世界かもしれませんし、ウィルスや雑菌、あらゆる汚染物質が無い代わりに天然酵母や麹菌のように僕たちを取り巻く有益な菌も存在しない世界かもしれません。クリアでクリーンな世界が本当の幸せかどうかは別にして、そんな未来の足音がちょっと聞こえた気がした一年でした。

みなさんはどう感じられましたか?

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